無用の用
最近ね、世の中で一番必要のないセリフって何なのかな?って考えたんです。
「冒険」・・・お好きですよね?
ワンピースってアニメ、長いですね。
チョッパーが好きなので、ケーブルテレビの一挙放送で見るんですけど。
まぁ、冒険ですね。
うんうん。
夫の姉の子供、ようするに甥っ子なんですけど。
京都大学を受験したんです。
甥っ子は独りでホテルに泊まって、夕食をホテル内のレストランで食べようとしたんです。
そしたら、周りは、受験生と思しき人達でいっぱいで、かつ、皆さん親御さんが一緒であったと。
甥っ子はそんな中、独りでコース料理を食べたらしいです。
受験が終了して、夫の姉、つまり義姉は引率してくれた先生にお礼の電話を入れました。
「うちの子が大変お世話になりました。ありがとうございました。」
「いえいえ、僕の方こそ助かりました。」
「え?」
「他の子は親御さんが一緒でしたから、〇〇君(甥っ子)のお母さんまでいらっしゃったら、僕、何もすることがなくなって困るところでした(笑)」
義姉はなかなか人物ができた人です。
例えば、甥っ子が「ピアノを習いたい」と言ったとき、
「うん、いいよ。そのかわり手続きは自分でしなさい」といって、一切、何もしないのだ。
甥っ子が5、6歳のときから、こんな調子だったという。
甥っ子は、ピアノも、水泳教室も、塾も、進学する学校も、全部自分で選び、自分で手続きをした。
甥っ子いわく、「今までお母さんから勉強しなさいっていわれたことは一度もない」とのこと。
ね。
ほら。
やっぱり。
世の中で一番必要のないセリフは「勉強しなさい」だ。
これは本当に必要ない。
私の父も言わなかったし、私の成績すら無関心だった。
なぜ、必要ないのか?
それは勉強という字をみれば分かる。
強い気持ちで勉めないとだめだから。
つまり、「自分の強い意志」が大切ってことです。
「勉強しなさい」というセリフは間違っているんです。
誰にも命令できないし、強制もできない。
自分が強い気持ちをもってやるしかない。
それが分からない人は「勉強しなさい」と言うんです。
つまり、自分が、勉強したことないんです。
勉強したことないから、勉強しなさい、と言えるわけで。
勉強しなさい、と言われたら、
「先ず、お前が勉強しろ」と言っても良い。
「子供のため」だとか、「親としての責任」だとか言う人は勉強したことがない人。
高校のときの先輩の家はとても変わった家風だった。
「家は一家団欒をする場所で、勉強をする場所にあらず」といって、一切の勉強をさせてもらえなかった。
家で一切勉強をさせてもらえない先輩は、学校でするしかないわけで。
宿題も休み時間にするしかない。
当然、授業は集中して聴く。
で、京都大学に合格しているわけで。
いや、こんな例はゴロゴロしてるんだと思う。
ほんとにね、いい歳して、親がついてこなくちゃ受験もできないとか。
そら、社会人になって、うつ病にもなるってもんです。
冒険のアニメがいくら流行ってもダメ。
現実はコレ。
メンタルを鍛える機会が与えられない。
面白い話を聞いたんですけどね。
目が見えない人が手術で目が見えるようになっても、すぐに画像は認識できないそうです。
例えば、三角の図を見せても、図の淵を何度も何度も、目がなぞって、やっと「三角」って認識になるんだそうな。
つまり、瞬間的に「三角」って分かるのは、小さい頃から、脳が訓練されているからなんですね。
当たり前、と思っていることでも、脳が一生懸命頑張ってくれているからなんです。
つまり、小さい頃から、脳には負荷をかけた方がいいんです。
親が何でもかんでもやってあげたら、脳は育たないんです。
脳が育たないってことは、ストレスに弱いってことです。
親は何もしちゃいけない。
親がして良いのは、ギューってして、チュチュチュ♪だけ。
それだけ。
「冒険」・・・お好きですよね?
ワンピースってアニメ、長いですね。
チョッパーが好きなので、ケーブルテレビの一挙放送で見るんですけど。
まぁ、冒険ですね。
うんうん。
夫の姉の子供、ようするに甥っ子なんですけど。
京都大学を受験したんです。
甥っ子は独りでホテルに泊まって、夕食をホテル内のレストランで食べようとしたんです。
そしたら、周りは、受験生と思しき人達でいっぱいで、かつ、皆さん親御さんが一緒であったと。
甥っ子はそんな中、独りでコース料理を食べたらしいです。
受験が終了して、夫の姉、つまり義姉は引率してくれた先生にお礼の電話を入れました。
「うちの子が大変お世話になりました。ありがとうございました。」
「いえいえ、僕の方こそ助かりました。」
「え?」
「他の子は親御さんが一緒でしたから、〇〇君(甥っ子)のお母さんまでいらっしゃったら、僕、何もすることがなくなって困るところでした(笑)」
義姉はなかなか人物ができた人です。
例えば、甥っ子が「ピアノを習いたい」と言ったとき、
「うん、いいよ。そのかわり手続きは自分でしなさい」といって、一切、何もしないのだ。
甥っ子が5、6歳のときから、こんな調子だったという。
甥っ子は、ピアノも、水泳教室も、塾も、進学する学校も、全部自分で選び、自分で手続きをした。
甥っ子いわく、「今までお母さんから勉強しなさいっていわれたことは一度もない」とのこと。
ね。
ほら。
やっぱり。
世の中で一番必要のないセリフは「勉強しなさい」だ。
これは本当に必要ない。
私の父も言わなかったし、私の成績すら無関心だった。
なぜ、必要ないのか?
それは勉強という字をみれば分かる。
強い気持ちで勉めないとだめだから。
つまり、「自分の強い意志」が大切ってことです。
「勉強しなさい」というセリフは間違っているんです。
誰にも命令できないし、強制もできない。
自分が強い気持ちをもってやるしかない。
それが分からない人は「勉強しなさい」と言うんです。
つまり、自分が、勉強したことないんです。
勉強したことないから、勉強しなさい、と言えるわけで。
勉強しなさい、と言われたら、
「先ず、お前が勉強しろ」と言っても良い。
「子供のため」だとか、「親としての責任」だとか言う人は勉強したことがない人。
高校のときの先輩の家はとても変わった家風だった。
「家は一家団欒をする場所で、勉強をする場所にあらず」といって、一切の勉強をさせてもらえなかった。
家で一切勉強をさせてもらえない先輩は、学校でするしかないわけで。
宿題も休み時間にするしかない。
当然、授業は集中して聴く。
で、京都大学に合格しているわけで。
いや、こんな例はゴロゴロしてるんだと思う。
ほんとにね、いい歳して、親がついてこなくちゃ受験もできないとか。
そら、社会人になって、うつ病にもなるってもんです。
冒険のアニメがいくら流行ってもダメ。
現実はコレ。
メンタルを鍛える機会が与えられない。
面白い話を聞いたんですけどね。
目が見えない人が手術で目が見えるようになっても、すぐに画像は認識できないそうです。
例えば、三角の図を見せても、図の淵を何度も何度も、目がなぞって、やっと「三角」って認識になるんだそうな。
つまり、瞬間的に「三角」って分かるのは、小さい頃から、脳が訓練されているからなんですね。
当たり前、と思っていることでも、脳が一生懸命頑張ってくれているからなんです。
つまり、小さい頃から、脳には負荷をかけた方がいいんです。
親が何でもかんでもやってあげたら、脳は育たないんです。
脳が育たないってことは、ストレスに弱いってことです。
親は何もしちゃいけない。
親がして良いのは、ギューってして、チュチュチュ♪だけ。
それだけ。
2013-09-14 12:18
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コメント(4)
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一気の読ませて頂きました^^
したいことを子供にも応分の責任感を持たせてやり遂げさせる
育て方は立派ですよね・・・
下世話ですが、日テレ勤務の次男にはその素養が育ったのでしょう...
by 木鶏 (2013-09-14 22:47)
>木鶏さんへ
お久しぶりです(^^)
コメントありがとうございます。
テレビ局の就職倍率ってすごく高いんですってね。
その難関を「自分の実力」で勝ち抜いたのであれば立派ですよね。
でも、ご兄弟ともにテレビ局だとすると、大勢のひとは「コネ」だと思うはず。
「七光りのコネ入社」と誰もが思う状況すら甘受し、平然といられるのは厚顔であると同時に、親御さんから「恥」というのを教わらずに生きてこられたのでしょうねぇ。
可哀想な人かもしれないです。
by parana (2013-09-15 16:47)
いつもながら、、
うちも、勉強しなさい、、は言わないな。
心の中では、ちょっと思うけどw
なんせ、自分の時代からくらべても、正直、
学歴での格差、、って広がってると思うし、
(うっかり転職も出来ない時代だしねぇ)
一芸で生きて行くのもつらいけど、
そのうち、、勉強出来ない人はなーんもできないと思うよ。。
と言っちゃうかもなぁ。。
何かにがんばってみる、というので、
結果を出すのが簡単な物のうちの1つ、と思う勉強って。。
それはつたえたいな。
だって、100mを9秒で走る、とか努力でどうにもならないですしね。
いや、人一倍の努力、は前提として、潜在的な能力、ってか才能も
プラスしないとイケナイし。。
by アキオ (2013-09-16 17:29)
>アキオさんへ
勉強・・・してほしいですよね(^^)
学歴社会はこれからも当分続くからニントモカントモですよね。
これだけは言えるけど、進学系の高校って生徒の自治にまかせてるから、
文化祭も体育祭もすごく盛り上がるんですよね。
校則もゆるいし。
楽しい思い出が沢山できるのは事実。
でも、無理して勉強して入ると、勉強についていけなくて、自殺しちゃう子もでたり。
だから、あくまでも余力が大切なんだろうなぁ、と。
この余力が、大人からみると「無駄」なことだと思えることだと思います。
沢山、沢山遊んで、ギューってしてもらって、チュチュチュをしてもらえたら、おそらく、余力が生まれると思うなぁ。
脳を育てるって結構奥が深いのではないかな、と思う今日このごろ。
いつもコメントありがとうございます(^^)
by parana (2013-09-25 20:53)