猫のひげ
ある日、夜空を見ると、オレンジ色の綺麗な星があった。
夫に聞くと、木星だという。
おお~~~!あれが木星!
ありがたや~~~~~~!
思わず、拝む。
その、ちょっと前に、ケーブルテレビで面白い番組をみた。
地球に落ちるかもしれない隕石の大部分を木星がひきつけてくれているというのだ。
もし、木星がなかったら、地球には隕石がばっこんばっこん落ちているかもしれない、という話。
ほぉおおおおおお!
昔、さよならジュピターという映画がありまして。
ご存知の方もいらっしゃるかと。
どういう内容かと申しますと、人類のために、木星を爆破するという話です。
ハッハッハ。
木星さん、ごめんなさい。
木星さんは、密かにがんばってくれてるんですよ。
だまって、隕石を引きつけて、受けてくれている。
カッコイイ。
こういう事って結構ありますよね。
月もそうです。
もし、月がなかったら、地球の地軸は安定しません。
地軸が安定しないということは、コマが止まる前のように、ぐらんぐらんするということです。
ぐらんぐらん、するということは、気候変動がすさまじくて、人間はもちろん、大部分の生物は死にます。
月のことを、「お月様」といいますね。
まさに、「様」です。
木星も、「木星様」ですね。
ありがたい存在です。
地球の周りをとりかこんでる磁場もそうですね。
大気もそうですね。
地球を守ってくれているんです。
こびとの靴屋という童話がありますね。
夜中に、こっそり、靴をつくってくれるお話しですね。
こういう、影ながら、がんばってくれている、っていうお話が大好きです。
人間は無自覚です。
いろんなものから守られているのに、気が付かない。
ほんのちょっと、そのバランスがくずれたら、人類なんてすぐに絶滅です。
猫のように生きるのが最善です。
そ~っと音を消して静かに生きる。
人間もね、かつては、そ~っと生きてたんです。
海の幸、山の幸を頂きながら、そ~っと生きてたんです。
おそらく、人間が、一番幸福だった時期です。
どこで狂ったのでしょう?
それは、おそらく、抽象化、とう概念が芽生えた時からです。
猫も、犬も、抽象化はしません。
これをするのは人間だけです。
一番、原始的な抽象化は、「数」です。
数を数えるとはどういうことか?
たとえば、猫を数える。
うちの家には2匹。
これが抽象化です。
2匹いるけど、一個、一個は別の個体なんです。
これを2、と数える。
で、どんどん、どんどん、大きな数字を扱えるようになった。
ちょっと分かりづらいですかね?
抽象化の恐ろしさが伝わりますかね?
ちょっと例をあげましょうかね。
例えば、戦争で100万人死にました、という場合、なんとなく「へぇ」としか思わないですよね。
でも、お父さんが戦争で死にました、とか、息子が戦争で死にました、という場合、どうか。
痛いですよね、心が。
とても痛くなる。
100万人というのは抽象です。
でも、その中は、だれかのお父さん、お兄さん、息子さん、であったりするわけです。
一人、一人が、誰かの家族なわけです。
数で表わされる存在ではないんです。
でも、数で表わしちゃう。
なぜ?
便利だから。
数は便利です。
数という概念が生まれて、人の争いは大きくなりました。
なぜ争いが大きくなるのか?
それは残酷になれるからです。
一個の個体として尊重するのではなく、「1」という数字になっちゃうから。
1という数字をどうしようと、あまり心が痛まないですから。
いくらでも残酷になれます。
数字が生まれ、数学が発達し、宇宙にも行けちゃう。
とても良い発見でした。
でも、そこから、大いなる不幸が生まれた。
1は命なんですけどねぇ。
2は、命、命、なんですけどねぇ。
どうしたものかね。
無自覚すぎる。
うちの猫のひげも、何かの役にたっているのかね?
すごく短いけど。
とりあえず、木星さん、ありがとう。
あなたはとても美しい。
夫に聞くと、木星だという。
おお~~~!あれが木星!
ありがたや~~~~~~!
思わず、拝む。
その、ちょっと前に、ケーブルテレビで面白い番組をみた。
地球に落ちるかもしれない隕石の大部分を木星がひきつけてくれているというのだ。
もし、木星がなかったら、地球には隕石がばっこんばっこん落ちているかもしれない、という話。
ほぉおおおおおお!
昔、さよならジュピターという映画がありまして。
ご存知の方もいらっしゃるかと。
どういう内容かと申しますと、人類のために、木星を爆破するという話です。
ハッハッハ。
木星さん、ごめんなさい。
木星さんは、密かにがんばってくれてるんですよ。
だまって、隕石を引きつけて、受けてくれている。
カッコイイ。
こういう事って結構ありますよね。
月もそうです。
もし、月がなかったら、地球の地軸は安定しません。
地軸が安定しないということは、コマが止まる前のように、ぐらんぐらんするということです。
ぐらんぐらん、するということは、気候変動がすさまじくて、人間はもちろん、大部分の生物は死にます。
月のことを、「お月様」といいますね。
まさに、「様」です。
木星も、「木星様」ですね。
ありがたい存在です。
地球の周りをとりかこんでる磁場もそうですね。
大気もそうですね。
地球を守ってくれているんです。
こびとの靴屋という童話がありますね。
夜中に、こっそり、靴をつくってくれるお話しですね。
こういう、影ながら、がんばってくれている、っていうお話が大好きです。
人間は無自覚です。
いろんなものから守られているのに、気が付かない。
ほんのちょっと、そのバランスがくずれたら、人類なんてすぐに絶滅です。
猫のように生きるのが最善です。
そ~っと音を消して静かに生きる。
人間もね、かつては、そ~っと生きてたんです。
海の幸、山の幸を頂きながら、そ~っと生きてたんです。
おそらく、人間が、一番幸福だった時期です。
どこで狂ったのでしょう?
それは、おそらく、抽象化、とう概念が芽生えた時からです。
猫も、犬も、抽象化はしません。
これをするのは人間だけです。
一番、原始的な抽象化は、「数」です。
数を数えるとはどういうことか?
たとえば、猫を数える。
うちの家には2匹。
これが抽象化です。
2匹いるけど、一個、一個は別の個体なんです。
これを2、と数える。
で、どんどん、どんどん、大きな数字を扱えるようになった。
ちょっと分かりづらいですかね?
抽象化の恐ろしさが伝わりますかね?
ちょっと例をあげましょうかね。
例えば、戦争で100万人死にました、という場合、なんとなく「へぇ」としか思わないですよね。
でも、お父さんが戦争で死にました、とか、息子が戦争で死にました、という場合、どうか。
痛いですよね、心が。
とても痛くなる。
100万人というのは抽象です。
でも、その中は、だれかのお父さん、お兄さん、息子さん、であったりするわけです。
一人、一人が、誰かの家族なわけです。
数で表わされる存在ではないんです。
でも、数で表わしちゃう。
なぜ?
便利だから。
数は便利です。
数という概念が生まれて、人の争いは大きくなりました。
なぜ争いが大きくなるのか?
それは残酷になれるからです。
一個の個体として尊重するのではなく、「1」という数字になっちゃうから。
1という数字をどうしようと、あまり心が痛まないですから。
いくらでも残酷になれます。
数字が生まれ、数学が発達し、宇宙にも行けちゃう。
とても良い発見でした。
でも、そこから、大いなる不幸が生まれた。
1は命なんですけどねぇ。
2は、命、命、なんですけどねぇ。
どうしたものかね。
無自覚すぎる。
うちの猫のひげも、何かの役にたっているのかね?
すごく短いけど。
とりあえず、木星さん、ありがとう。
あなたはとても美しい。
2014-08-09 09:04
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ひとつひとつ命。
ただ、数が多くなると、種、と言うイメージが大きくなるのかも。
人種、とか。。
にしても、木製は、殆どガス。。
引力はデカイが、重量は軽い。。
がんばって。。。w
by アキオ (2014-08-17 19:50)
夏前だったかな…
ギラギラ光る星を見つけて…
色んな色に見えて、UFO?とか言って
双眼鏡と星座早見表と方位磁石持って
散策した。
結局、木星だね!って。
帰り道、双眼鏡で見るお月様は本当に眩しくて綺麗だった。
目に悪いかな?と思いながらも見とれてた。
いつからだろう…
周りがどんどん進化して行く…
自分も背伸びして、背伸びして。
paranaさんの記事で…
この世に、女しか居なかったら
まだ川で洗濯してるって話。
私も、それならそれで良かったかもと。
もう、戻れないけど。
by TS (2014-08-19 10:48)
>アキオさん
他の種は数が多くなっても「数」という概念がないので無害ですが、
人間は数という概念から、所有ということを覚えてしまいました。
この所有が非常にやっかいで、どうしても、盗った、盗られたになるわけで。
はたして人間は賢いのか、バカなのか。
にんとも、かんとも、です。
コメントどうもありがとうございます。
by parana (2014-08-24 11:45)
>TSさん
おお!TSさんも木星をみましたか。
すごく綺麗に光ってましたよね。
UFOにみえるくらいに。
人間ははたして進化をしているのだろうか?と思います。
退化かもしれないなぁって。
この欲望の果てには何があるのかなぁ?って。
人間だけが死ぬのは自業自得だけど、他の生物をまきこまないで欲しいなぁ。
一つの種の滅亡は、たとえ、どんな生物であっても、何十億年も命を繋げてきているわけですからねぇ。
猫みたいに、そ~っ生きたいです。
by parana (2014-08-24 11:55)